ITエンジニアの種類

工学的な知識が深い技術者をエンジニアと表します。幅広い分野に職務が分かれており、種々の専門性細かく分かれて業務を行っています。その中からITのエンジニアに焦点を絞ってみても、多くの種類と職務内容に分けられます。大きく分けると6つの職種に分類することが出来ます。

そもそもITエンジニアは、ITに関わる専門的知識を生かした技術者を指す総称です。システム、プログラマ、ネットワーク、データ、Web、エンベデッドに分類できます。システムはデータ管理、経理などのシステムを作りあげて設計書に書き起こすのが主な業務です。プログラマはシステムに基づいてプログラミングを書き起こす業務を担当します。得意とするプログラミング言語を持って仕事に生かしている場合が多いため、プログラマーを目指す方は言語の勉強が不可欠です。

ネットワークとデータベースは、ネットワーク・データベースの設計や運営の保守を各々行います。システム構築に関わることが多く、システムの設計や構築の業務と同様にどちらも非常に高い専門性が求められます。WebはWeb利用に特化した設計の構築です。近代ではWeb文化が盛んなため、花形の業務のひとつといえます。

エンベデッドは電子機器に組み込まれているコンピューターの設計に携わる専門家です。いわゆるマイコンと呼ばれる電子部品で、自動車や飛行機の部品にも使用されている大切なパーツを扱っています。

このように、大きく分けて6つの職種が相互に補いあいながら得意分野を生かして連携しています。ただ、もっと細かく分類すると多くの種類に分けられるエンジニア職、その業務内容や役割も種類ごとに違い、必要スキルも異なります。興味深いIT業界のエンジニア職について、もっと詳しく知るならこちらの《エンジニア図鑑》が参考になりそうです。